「子どものマイナスの感情にも寄り添って」とお伝えすると、「イヤなんだねと共感すると、そんなこと言ってほしくない」と言われますと困った顔のお母さん。「どうしたらいいかな?と相談してみては」と伝えると、「言いたくないと言うんです」とのこと。子どもの成長に伴い心を整えて、自分の気持ちを伝えたり、相手が思いやってくれている気持ちを受け止めることもできるようになっていきますが、それが難しいときもあります。
そんなときに押し問答しても解決しないもの。親の気持ちを伝えたうえで「じゃあ、話したくなったら教えてね」と少し時間と距離をおきましょう。いつでも受け止める準備がある「あなたの助けになりたい」という親の気持ちを伝えておくことは子どもに安心感を与えます。相談したいタイミングで話してくれるでしょう。