最初は軽い風邪のような症状だったのに、熱が出て、息が苦しそうになり、セキの時などにゼイゼイ、ヒューヒューというような呼吸音が聞こえます。
熱はあまり高くないことも多いようです。2歳以下、特に1歳未満の赤ちゃんによくみられる病気です。
ウイルス感染によって、気管支の先が枝分かれした部分(細気管支)の内側が炎症を起こすために起こります。
呼吸が速くなり、肩で息をしたり、おっぱいやミルクが飲みにくくなって食欲が落ちたり、顔色が悪くなることもあります。
また、肋骨の間がへこむような陥没呼吸をすることもありますから、このような症状が見られたら、夜間や休日でも急いで病院へ連れていきましょう。
急に症状が悪化することもあり、入院治療が必要になる場合もあります。
早く治療を始めると、症状が軽くすむこともあり、早期発見が大切です。