離乳食がだんだん進んでくるとお母さんが持っているスプーンを持ちたがる子もいます。かといって、上手にすくえるわけではありませんから、スプーンを１本赤ちゃんに持たせて、お母さんが口に運ぶ用のスプーンを持つと良いでしょう。赤ちゃんは真似をしているつもりで、スプーンでかき混ぜたり、撒き散らしたりするでしょうから、椅子の下に新聞紙を敷くなど、食べこぼし対策もしておきましょう。
お子さんによっても個人差がありますが、１歳半前後までは手づかみ、その後だんだんスプーンですくえるようになり、２歳くらいになるとスプーンも上達してきます。３歳頃にはスプーンもフォークもだいぶ上手に使えるようになるでしょう。
お箸は指先が器用になる４～５歳になってから。食卓に並べて、おりを見て持ち方を教えてあげるといいですね。
