寒くなり、せきをしているお子さんも多いと思います。せきだけで熱がなく元気そうだと、病院に行かずに治らないかと、市販薬を使ってしまうことはありませんか。
診療時間外などで連れて行かれない場合には、市販薬を利用する手もありますが、大人用のせき止めは使わず、薬局で薬剤師に相談し、子ども用のせき止めシロップなどを飲ませましょう。ただし子どもの場合は市販薬に頼らず、早めに小児科で受診した方が安心です。
小児科では、せきの状態にあわせて、せきをしずめる薬を、また痰がからんでいる場合には痰が出やすくする痰きり剤や、気管支拡張剤などがあわせて処方されるようです。
また、せきが出ている時は部屋が乾燥しないように注意しましょう。子どもの寝ている近くに濡れた大きめのタオルをさげるだけでも多少効果はあるようです。