利き手が決まるころ

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生後6~8カ月のころ。ねっころがっているときや、お座りの姿勢で、おもちゃを差し出してみると、触ったり、腕を伸ばしてつかむようになります。よく見ていると、いつも同じ方の手を出すことが多いように見えることがあります。

この頃に、この子は右利き、この子は左利きと判断しても、1歳半前後のころには、どちらの手でもよく使うようになることもあります。

また、2歳前後に、どちらかの手をよく使うようになり、その後また3歳前後になると、両方の手を使うようになる時期があって、4~5歳のころに、やっと利き手が決まってくるようです。

このように乳児期には、何度か利き手の交換の時期があり、だんだんと利き手が決まってくると言われています。小さいうちから神経質に、利き手をなおそうとする必要はありません。