発達障害には、自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害などがあります。自閉症は3歳くらいまでにあらわれ、友だちとの関係性を作ることが難しかったり、言葉の発達が遅いことがあります。学習障害は、知的発達の遅れはありませんが、聞く、話す、読む、書く、計算するなどが難しい症状を持っています。注意欠陥多動性障害は、衝動性、多動性を特徴とする行動の障害などがあります。
同年齢の友だちと遊んだり、園生活や学校生活など、集団で過ごしているときに、「うちの子、ちょっと違うな」と感じたり、子どもの日常の様子を見て先生から指摘されることもあります。
不安を感じたらまず保健所に相談に行きましょう。必要に応じて療育センターにつないでくれます。障害の有無を診断したり、子どもへの言葉がけなどかかわり方を教えてくれます。