子どもとの関わりの中で、肯定的注目が大事だと言われています。いけないこと、困ったことに対して叱るのは、否定的注目。もちろん、悪いことをした場合に叱ることも必要ですが、叱ってばかりいるよりも、いい行動をしたときにほめる(肯定的注目)するほうが、いい行動が増えていくと言われています。
ほめるときは「ありがとう」「助かったよ」「がんばったね」などの言葉がありますが、子どもの名前と状況を入れる方が、自己肯定感がぐんと上がります。「○○くんがお皿を運んでくれて助かったよ」という感じです。
ほめ方のポイントは、近づいて、目を見ることを意識しましょう。子どもによって、場面によっては、肩に手を置いたり、ハイタッチするのもおすすめです。親子の中、家族の中でほめたり、感謝する言葉を増やしていきましょう。