子どもは、成長に合わせてごっこ遊びを展開していきます。1歳過ぎの子どもの場合は、器に小さなおもちゃを入れて別の容器に移し替えたり、器の中のおもちゃをぐるぐるかき混ぜてみたり。
2歳前後になると「見立て遊び」をするようになってきます。袋を用意してあげると、おもちゃを入れてお出かけしたり、お買い物ごっこをします。フライ返しやおたまを用意すると、具体的な料理作りをイメージして遊びます。スポンジや洗剤の容器(中身は空)を用意すると、食事作りの後に食器を洗うような動作もしながら、物の扱いが上手になっていきます。
人形を赤ちゃんに見立ててミルクをあげたり、おんぶ紐で背中に背負ったり、タオルをかけて寝かしつけるなどするでしょう。子どもと会話しながら、身近なものを用意すると、遊びが広がります。