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男の育児基礎講座

男から父親へ。父親としての心構えややるべき事も色々あるけれど、先ずは初めての育児参加ではわからないことばかり。ママをサポートするパパのための基礎講座。

おむつ替え

天使のような我が子だって、飲んで食べれば出るのは自然。生後半年は特におしっこ、うんちの回数も多い。おしりはいつもキレイに保ってあげたい。加えて、おむつ替えからみえてくる我が子の体調の変化を、普段からしっかりチェックしておきたい。

いつもおむつ替えをママに任せっきりのパパは少し反省して、手際のよいおむつ替えをマスターしてはいかがだろうか。意外な奥深さに、職人的な面白さを発見するかもしれない。

 

 

 

1,基本を押さえよう

紙おむつか布おむつかの違いはあるが、おむつを取り替える際の基本は同じ。紙おむつはその性能も向上し、おしっこなら複数回まで吸収するが、それはあくまで補助的な機能。汚れたら取り替える、が基本と考えよう。
我が子を観察していれば、おしりが汚れた時のサインが出る。泣き方が変わるのはその一例。ママより先にサインに気がついて、サッとおむつ替えができたら、テレパシーみたいでなんだかカッコいい。


2,こどものキモチを考える

まずはおむつ替えの準備から。お尻ふき(ボックスに入っている場合はフタを開けておく。または1枚取り出しておくとあわてない)を手元に用意して、替えの紙おむつは広げ、布おむつの場合はおむつカバーの上に布おむつをセットして準備を整えよう。おむつ替え途中で、おしっこ飛ばしやウンチ攻撃という可能性もあるので、念のため、着替え用のウエアや予備のおむつも手の届く範囲に用意しておこう。


おむつ替えの準備が整ったら実践。とは言っても、動き回る我が子が、おとなしくおむつを替えさせてくれるとは限らない。無理につかまえて嫌がるままに交換しても、こどもは納得してくれない。まして、じっとしていないからと、叱ってはいけない。次回からさらに逃げ回り、てこずることになる。
ここで魔法をかけよう。おむつ替えを遊びにし、我が子に「おむつ替えは楽しい」と思わせるのだ。赤ちゃんの頃なら、お気に入りのおもちゃで気を引くのは有効な方法。顔を見ながらお気に入りの歌を歌ってあげるのもおすすめだ。少し大きくなって、歩けるようになったら、おむつとおしり拭きシートを持ってくる(取りに行く)競争(もちろんパパは毎回負けて、我が子に花を持たせることをお忘れなく)をしてもいいだろう。こども自ら、すすんでおむつ替えに参加してくれればスムーズに終わる。


パパは、おむつについたウンチの観察も忘れずに。いつもと違う様子なら、お腹をこわしていたり病気などの可能性もある。おむつ替えと同時に、こどもの健康チェックもすることを覚えておこう。


3,後片付けも忘れずに

おむつ替えも終わり、汚れた紙おむつはゴミ袋にポイ。あとはゴミの回収日にママがゴミ出してくれる。なんてパパは少し待って欲しい。おしっこをたっぷり吸収したおむつはそれなりの重さになる。それらが詰まったゴミ袋は想像以上の重量になるのだ。ママの細うででは、ゴミ出しも一苦労。ゴミ出しまでがおむつ替えと考え、パパが最後までフォローして欲しい。
ここまでくれば、パパはすっかりおむつ替えマイスター(名人)になっているはず。おむつ替えを黙って横で見ているなんて、とても我慢できないだろう。


※近頃は、百貨店や大型商業施設などのトイレは、男性用であってもおむつ替え用の折りたたみシートを設置しているところは多い。ただし、使用法を誤ると転落などの事故につながるので、使用時には注意書きを読み、ベルトをさせるなど使用法を守って安全な使用を心掛けて欲しい。