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日々のニュースや話題の中で、子育てに関連するキーワードや子育て中の家族に関心が高そうなワード、知っていただきたい事柄などを編集部がピックアップ。できるだけ分かり易く、簡単な解説と共にご紹介いたします。


2007/6/13

出生率1.32

 

厚生労働省の発表によると2006年の合計特殊出生率が6年ぶりに増加に転じ、1.32となりました。前年の2005年は過去最低の1.26を記録していますから、出生率の減少に歯止めがかかったのではと報道も大きく取り上げました。

内訳を見ると、第3子以上の増加率が高く、40歳台での出生数も増加しています。40〜44歳の母親の出産が2万人を越えたのは48年ぶり。48年前と言えば、子どもの人口も今より約1000万人多く、人口比が30%を越えていた頃です。それ以来の数字というのですから、この年代でこの数字の意味するものは大きいと言えます。晩婚・晩産だけでなく一人の女性が複数の子を産む傾向が強くなったことの現れかもしれません。出生率と同様に、婚姻数も増加していますが、4組に1組は妊娠してからの婚姻といいます。婚姻の組数が出生数を押し上げているとも言えますし、出生数の増加が婚姻数を増やしているとも言えるでしょう。

出産している母親の年齢は、30代前半が一番多く、次いで20代後半。【こそだて】のユーザープロフィールとほぼ重なります。収入の目処が立ち、結婚、出産に踏み切る自信がつくのもちょうどこの年齢なのでしょう。

昨年実施した【こそだて】のアンケートで、「どのような制度があると一番いいと思いますか」という質問でも、

1位 児童手当が長期間もらえる
2位 保育園料や託児・保育サービスが安くなる
3位 子どもの医療費の無料期間が伸びる
4位 妊婦健診費用が無料になる
5位 出産費用が無料になる

と、経済的な支援を求める声が上位を占めました。

2007年度から、児童手当の支給額が改正され、0歳〜3歳未満の子どもに、月1万円の児童手当が支給されるようになりました。年に3回(10月、2月、6月)支給され、3歳未満の子どもが2人いる家庭では、6月に8万円(4カ月分)が振り込まれます。頑張った家族へのちょっとしたボーナスといったところです。この児童手当の改定が2006年の出生数に影響した訳ではないでしょうが、景気回復を背景に大企業を中心に進むワークライフバランスの浸透、政府の子育て支援への姿勢の明確化などが、出産への心理的な重しを軽くしたのかもしれません。

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