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エコな布ぞうりを作ってみよう! 着れなくなったTシャツを材料に

着れなくなったTシャツを材料に

エコな布ぞうりを作ってみよう

ママや子どものTシャツを利用して、布ぞうりを作ってみませんか?
素足に気持ちいい布ぞうりは、室内履きにぴったり。
布ぞうり作りの楽しさを伝えている富本羊子さんに、初めての方でもトライできる作り方を教えていただきました。

富本羊子先生
コットンビーズ代表。「おしゃれな布ぞうり屋」のサイトで、オリジナル布ぞうりや、家庭で楽しめる手作りキット等を販売。雑誌やテレビに出演のほか、布ぞうり講習会を実施。監修著書に『30 分でつくれる3step 布ぞうり』(大和書房)ほか。 http://www.tezukuri-e.com/ (「コットンビーズ」「布ぞうり」で検索)

足裏に刺激を与える布ぞうり 親子で編むプロセスも楽しんで

見た目にかわいらしく、肌ざわりがやさしい布ぞうりを、愛用する人が増えています。手づくり布ぞうりは、荷造り用のロープを芯にし、紐状にしたコットンの布で編んでいくというもの。履き心地がふんわりとしていて、フローリングでもパタパタと音がしないので、赤ちゃんのいる家庭におすすめです。


また、子どもにぞうりを履かせるのは、足の発達を促すことにつながります。歩くことや外で遊び回ることが少ない最近の子どもは、足の指の働きが弱く、かかとに重心が偏り、指が接地面から離れた状態(浮き指)になりがち。足裏全体で身体を支えられないので、身のこなしが悪く、運動能力にマイナスの影響を及ぼすとも言われています。足の指で鼻緒をはさむぞうりを履くことで、自然に足の指を使うことになり、足裏全体も適度に刺激されますから、室内で布ぞうりを履かせてみてはいかがでしょう。

 

古くなったTシャツを断裁して布を揃え、ロープでぞうりの土台が準備できれば、編んでいく作業は比較的カンタン。園児なら、ママの手元を見ながら真似て、編んでいく作業もできそうです。ぞうりのベースをカラフルにしたり、鼻緒の色柄を工夫して、親子お揃いでオリジナルぞうりを楽しみましょう。

Myぞうりを作ってみよう!

材料(子ども用ぞうり16cmサイズを作る場合)

 

子どものTシャツ3~4枚(大人のTシャツなら2枚程度。ぞうりの色みを考えて用意)/6~7mm(大人用ぞうりは8mmで)太さのPPロープ~ぞうり土台130cm2本、鼻緒65cm2本/鼻緒用布~110cm幅×5cm2枚

 

下準備

 

Tシャツを切り、ぞうりの布にする

Tシャツの身頃を裾から横に7cm幅に線を引き、カットする(裾と両脇の縫ってある部分は切り落とす)。横に引っ張って紐状にし、色の構成を考えて並べておく。

 

 

鼻緒と鼻緒立てを作る

鼻緒用の布を中表で半分に折り、端から5mmの位置を縫って、表に返す(※菜箸などを使うと表に返しやすい)。 2cm幅の筒状になったものをカットし、鼻緒70cm2本、鼻緒立て40cm2本にする。

撮影/福田依子

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