子どもと私が育つ！楽しむ！育児情報誌

産後１カ月で“母”になれたみたい

赤ちゃんが生まれてから１カ月は、さすがに眠れなかったですね。意識も、もうろ
うとしてたんじゃないかな。ほとんど覚えてないんですよ。おばあちゃんがご飯作ってくれたり、パパも赤ちゃんの世話をしてくれたり、家族がいっぱいサポートしてくれました。でも、この大変な時期を経験したことは、自分にとって、とてもよかったと思います。子どものためにしんどいこともがんばれるというか、この時期があったからこそ、母になれたような気がします。今までなら、おいしいものがあったら「自分が食べたい！」と思ってたけれど、まず「子どもに食べさせたい」と思うようになりました。
　

離乳食づくりも楽しかった。ままごとみたいで、大人の料理の１００倍楽しい。ムスコは、夜泣きもなくて、ご飯もたくさん食べてくれて、手がかからないんです。泣いていても、ママが抱っこすると泣きやむんですよ。
　

最近はしゃべるようになって、いろんなリアクションをするので、ますます一緒にいて楽しいです。ママに抱きついてきたり、チューしたり。カッコイイ服を着せて、外食しに行ったり、私の小さな彼氏みたいです。
　

仕事や音楽スタジオにも連れて行って、いろんな人と触れ合っています。小さいながらに、きれいなお姉さんが大好き。どこで覚えたのか、本当に不思議です（笑）。

 

　

成長が楽しいから、育児優先

子どもとの時間は、寝る前が一番好き。ママに向き合ってくれる時間です。「○○が楽しかった！」なんて、いろんな話をして、私の中に飛び込んで来てくれます。
　

仕事がない日は子どもと散歩したり、公園に行ったり。なるべく生活のリズムを崩さないように心がけています。だから、私の仕事の関係で時間がずれちゃうときは、「ムスコを巻き込んじゃって悪いな～」って思います。でも、子育てのストレスはないですね。 寝なくても「仕方ないな～」って。大人だってそういうとき、ありますからね。
　

私の場合は、仕事が発散の場になっているんだと思います。自分を表現したり、認めてもらう場があるというのは、幸せなこと。そして、疲れたら子どもに愛をもらう。自分自身、とてもバランスが取れています。
　

今は育児優先です。仕事ももちろんやるべきことがあるんだけれど、子どもの成長を見るのが楽しいから。昨日言えなかったのに、今日急に「かぼちゃ」って言えたり。「ヒツジのまねして」って言うと、「メェー」って言ってくれるし。そんな子どもとの瞬間を、ひとつひとつ大切に過ごしたいです。
　

子どもって未来の宝だな～って思います。 いろんなことを吸収して、育っていく。この子たちがどう育っていくかで、日本の未来が変わるでしょ。だから、ちゃんと育てていきたいと思います。
　

でも、ママは無理しすぎない方が、絶対いいですね。時には、おばあちゃんに見てもらって友だちと遊んだり、リフレッシュの時間も必要。私の親はビジネスウーマンだったので、輝いているママがカッコよくて大好きでした。だから、笑顔のママでいられるためにも、いろんな人の手を借りて、みんなで育てるのが、いいんじゃないのかな。