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あのママに逢いたい…… 豊田エリーさん

あのママに逢いたい……
豊田エリーさん

誌面やCMを通して届けられる、元気でステキな笑顔に励まされているママも多いはず。モデルはもちろん、最近ではCMでも活躍する1歳4カ月の女の子のママです。

豊田エリーさん
2002年芸能界デビュー。モデル、女優、バラエティ番組、CMでも活躍。月刊『ディズニーファン』(講談社)で連載も。夫は俳優の柳楽優弥さん。女の子のママ。

かわいい服を着せて、鏡を見せると「きゃー♥」って喜んでくれるムスメ。
ヘンな声を出したり、ヘンな顔をしたりしてムスメを笑わせるのがマイブームです。
大変なことがあっても、ムスメの笑顔に会えると、元気になれます!

 

検査する前に、妊娠の確信があった

「もしかして妊娠?」と思ったときは、結婚してすぐだったし、不安でしたね。心の準備もできてなくて、子どもができると自分の時間が取れないって聞くし。これから人生が変わっちゃうのかなとか……。

 

でも産院に行って検査する前、夢を見たんですよ。おなかの中にパーッと光っている球体がありました。で、そのときに「赤ちゃんができた」って確信したんです。そうすると、不思議と不安は消えてしまって。その2日後に病院で診断してもらいました。

 

妊娠がわかってからは、おなかに別な命があることがうれしくて。日常のささいなことがうれしいし、悲しいことはすごく悲しい。感受性がすごく豊かになりましたね。

 

妊娠中はつわりもなかったし、中期まですごく元気な妊婦でした。旅行に行ったり、遊園地に行ったり、たくさん歩いたり。でも、後期に入ったら急に体力がなくなってしまって。友だちと映画を見に行ったときに、その後疲れちゃって「ヘトヘトだから、座らせて~」って。友だちみんなびっくりしてました(笑)。でも後で、お医者さんに聞いたら、「後期に疲れやすくなるのは、赤ちゃ、「後期に疲れやすくなるのは、赤ちゃんが成長している証拠」だそう。グングン
っていたのだと思います。

 

立ち会い出産の安心感

夫は妊婦健診に、毎回来てくれました。4Dの超音波写真を一緒に見たり。「口が大きいから、私似だ」とか言って、盛り上がりました。ちょっとおなかが痛いと、すぐに産院で診てもらっていましたから、妊娠中に不安を感じることはありませんでした。仕事も妊娠8~9カ月頃まで、ゆったりペースで続けていました。

 

出産は立ち会い出産。妊娠中から、夫も立ち会いたいと言ってくれていました。その産院では分娩室に入った後は、生まれる直前に夫が呼び込まれるというシステム。だから分娩室に夫が入ってきてくれた瞬間、すごく安心したのを覚えています。出産まで手を握って、「がんばれ」って言ってくれました。出産までは約8時間くらいで、安産でした。

 

赤ちゃんが生まれて顔を見たときには「やっと会えた~」という印象。赤ちゃんって生まれるときに、頭を小さくして、狭い産道を通ってくるんですよね。こんな小さくてふにゃふにゃなのに、「私よりもすごく頑張って、会いに来てくれんだな~」と思って。看護婦さんが「ママありがとう!」ってすぐに抱っこさせてくれて、ステキなひとときでした。

 

生まれてすぐは、
本当に眠れなかった >>

 

撮影/長尾浩之 取材・文/高祖常子

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