春から!地域デビュー!
山縣先生が古い一軒家を買い取り、地元のお母さんたちと意見を出し合って全面改修。親子が集える場“みなくるハウス”を作りました。ここでは「支援をしない支援」がテーマ。ボランティアのスタッフが随時いますが、管理業務をするだけで、プログラムなどは一切ありません。お父さんお母さんたちのグループが自主的に集まって活動をしています。
この日集まっていたのは、「あべの外遊びを考える会」のメンバー。皆さんとても仲良く見えますが、サークルに入ったきっかけは何だったのでしょう?
「私は子どもが三人いますが、一人目の時はすごく孤独で。子どもと二人で家にいるのがつらかったので近所でやっているイベントなどに参加しました。
なかなかなじめず、ひとりポツンとしていることもありました。いろんなイベントを次から次へとハシゴしたり……。いつの間にか自分に合う人や場所が見つかったという感じです」はじめはみんな同じ気持ちのようです。
また、0歳児を連れて最近参加したママは、「地域のフリーペーパーを見て来ました。勇気がいったけど、同じ子どもを持つお母さん同士なので、快く迎えてもらえてうれしかった」と言います。
ここでは子どもが泣いてもお互い様。「うちもそうだったよ」「大丈夫」と自然と声を掛け合っています。
●子育て支援センター※
●子育てひろば※
0歳から就学前の親子の交流の場。イベントや講座、体重測定、プレイルーム開放など。子育て相談もできる
●児童館
18歳未満が対象。専門の指導員がいる
●保育所や幼稚園の
園庭解放など 地域の未就学児が対象、子育て相談も
●教室(ベビーマッサージ等)
資格を取得した人などが自宅や公共施設で行う
●地域の子育てサークル
地域のママが自主的に行っているサークル
●NPOが主催するイベント等
親子向けや、パパ向けのものも多い
市区町村の広報誌やホームページ、地域のフリーペーパーなどで情報収集してみましょう。
※平成25年度より、子育て支援センター型と子育てひろば型は「一般型」として再編されています。
の乳幼児を預かるときは、口に入れて危険な小さいものは、手の届かないところに置くこと。
を預ける時は、「人見知りをする時期」だということをわかっておこう。
を預ける時は、「人見知りをする時期」だということをわかっておこう。
※アレルギーや子どもが嫌がること、させてほしくないことなどは事前に親同士で話し合っておきましょう。
※預けた以上は、預けた自分の責任であるという意識を持とう。少々のケガやトラブルはお互い様の気持ちを持ちましょう。
イラスト/サカモトアキコ 取材・文/椹寛子