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寝る時間が遅いのはいけないの?睡眠不足が赤ちゃんに与える影響は? 乳幼児の睡眠について、知っておいてほしいこと

寝る時間が遅いのはいけないの?睡眠不足が赤ちゃんに与える影響は?

乳幼児の睡眠について、知っておいてほしいこと

2歳過ぎには落ち着いてくる!夜泣き対策のポイント

「夜泣き」の原因は、はっきりとわかっていませんが、睡眠の発達 過程だとも考えられます。夜泣きは期間限定。2歳過ぎには落ち 着いてくることが多いようです。

 

レム睡眠期の生理現象には反応しない
夜中の授乳の回数が多い場合、赤ちゃんは朝起きられず、昼間寝てしまい、夜眠れないという悪循環に陥る可能性があります。小児科医や助産師などと相談しながら、夜中の授乳回数を見直してみるのもいいでしょう。

昼間の活動性を高める
昼間の活動性を高めることで、生活リズムにメリハリができて深い睡眠に良い影響が期待できます。夜泣きが続くとママも昼間眠いですが、昼間外でよく遊ばせるようにしてみましょう。

 

夜中の授乳を見直す
睡眠には脳を休める「ノンレム睡眠」と夢を見ている「レム睡眠」があり、それが毎晩4~5回繰り返されています。レム睡眠時に生理現象として、顔や手足がピクついたり、寝ぼけた声を出すこともよくあります。過剰に反応して抱き上げたり授乳してしまうと、かえって夜の目覚めを習慣化してしまうことになりますから、気になっても、少し様子を見てみましょう。

パパママがイライラしない
赤ちゃんは、大人の感情を敏感に感じ取ります。ママが「まだ寝ないの!」とイライラしていると、余計に赤ちゃんが寝てくれないことはよくあること。そのうち寝るだろうと言うくらいの気持ちで対応すると良いですね。背中をトントンする、子守歌を歌う、お気に入りのタオルケットを用意するなど、毎日繰り返しているとそれが儀式化して眠るきっかけになることもあります。

星野恭子先生が教える子どもの眠りQ&A

寝つきが悪いのはどうすればいいの

昼間十分に活動できていますか?寝つきの良さは、昼間の活動が十分であったかの指標とも言えます。お昼寝が長すぎたり、3時半以降になってしまったら夜の寝つきは悪くなります。まずは昼間の生活を見直しましょう。

寝相がとても悪いのですが……。

子ども達は寝相が悪いもので、寝相が悪いことはまったく心配いりません。これからの季節は、暑くて寝ぐすることもありますね。掛け布団は薄手のものにしてあげましょう。夜中に何度も起き上ったり動き回ったりすることが多くなったら小児科医に相談しましょう。

 

兄弟がいるので、寝るのが遅くなってしまいます。

兄弟がいると赤ちゃんのリズムに合わせるのは難しいですね。でも、心身の成長を考えて、赤ちゃんのリズムを大事にしてあげましょう。目安として、小学生は9時、中学生でも10 時頃には就寝するのがおすすめです。大きくなると、やること・やりたいことも多くなり、早く寝るのは難しくなりますが、パパも含めてみんなで考え、家族で早寝早起きの習慣を身につけていけるといいですね。

子どもの早起きをすすめる会 http://www.hayaoki.jp/
子どもの睡眠のトラブルについてのQ&Aほか、子どもの睡眠の関する情報が掲載されています。

 

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イラスト/サカモトアキコ 取材・文/椹寛子

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