体と心はつながっている!
今回ご紹介する体ストレッチは、こうした腰の位置を正すものです。腰を支える筋力が低下しやすいママには足踏み運動を。子どもには、ママとスキンシップをしながら丸まりがちな腰を伸ばすストレッチを。いずれも腰の位置を正せるだけでなく、胸が広がり呼吸が深くなるので、内臓の働きもよくなり、精神も落ち着き、前向きかつ自発的でいられるようになります。
ストレッチは1度やればいいのではなく、続けることが大切です。テレビを見ながら、お休み前に、「やらなきゃ!」と気負うことなく、くつろぎながら続けてみてください。
この「やらなきゃ!」という気負いも、実は育児の天敵です。悪い姿勢から視野が狭くなり、目先のことばかりにとらわれて、「~しなきゃ」「~すべき」に縛られていると、ママにとっても子どもにとっても窮屈です。そんなときは、顔面グーパーゲームをしてみましょう。視野が広がるばかりか、脳も刺激されて凝り固まった思考がほぐれるようになりますよ。
骨盤が後屈しないように、腰を沿ってストレッチをするのが目的。ママの体に沿って、自然に子どもの腰を伸ばしましょう。
ママのお腹にうつぶせで抱っこ
本命ストレッチ=STEP2をいきなり挑戦するのは子どもにとってハードルが高いので、まずはこのうつぶせでママとスキンシップ。
ママのお腹に仰向けでゴロン
丸まりがちな腰を伸ばすストレッチです。こうすることでお腹が前にでるような位置に腰が立ち、胸も開き姿勢もよくなります。
ママの背中に仰向けゆらゆら
ママがお尻をゆらしながら子どもをゆらゆら揺らします。子どもは落ちないようにトライ。腰回りの筋力を鍛える効果にも。
ママのバージョンアップゆらゆら
ママが丸まることで高さができますから、子どもの安全を考えて3~4歳以降のトライにしましょう。
表情筋が固まってしまうと、視野も狭くなってネガティブ思考になることも。顔面グーパー運動で、顔の筋肉をほぐすと視野や思考が広がります。
目をぎゅーっと閉じながら口もすぼめ、顔全体をぎゅっと縮めます。
顔全体を広げる感じで、目と口を大きくパーッと開きます。
STEP1と同様にグーをイメージしながら顔を縮めます。
STEP2と同様に顔をパーに広げます。このとき、目は毎回違う方向を見るようにします。これを何度か続けてみましょう。
読者モデル/玉木柳太郎くん(3歳)&桃李ママ 撮影/福田依子 取材・文/山田治奈 読者モデル募集中