哺乳びんは、ママのおっぱいに代わる大事な役割を果たすもの。特に乳首の部分は、慎重に選びたいもの。また哺乳びんは、ミルクだけでなく、湯冷ましや果汁を飲ませるときにも必要になってきます。各メーカーから、いろいろな種類のものが販売されていますが、どんなことに気をつけて選べばよいのでしょうか。
授乳量とほ乳瓶の種類
哺乳びんには、素材や大きさ、形などいろいろなタイプのものがあります。赤ちゃんの飲む量や飲み方のクセ、TPOにあわせて、2〜3本用意しておきましょう。
1.大きさ
哺乳びんには、容量が50ml〜240mlまで数種類ありますが、赤ちゃんの授乳量に合わせた大きさを選ぶとよいでしょう。1回の授乳量が100ml足らずの新生児なら、120mlか150mlサイズ、2〜3か月を過ぎて飲む量が増えてきたら200mlや240mlの大きさを。50mlは主に少量の湯冷ましや果汁用に使うとよいでしょう。2.素材
素材には、ガラス系、プラスチック系があります。ガラスは熱に強く耐久性がある、プラスチックは軽くて割れにくいなど、それぞれに利点があります。外出時にはプラスチック製を使うなど、シーンにあわせて使い分けるとよいでしょう。
なお、プラスチックによっては環境ホルモンの流出が心配されているものもあるようです。必ず材質確認をしてから購入するようにしましょう。また、どの素材にしても、電子レンジ・煮沸・薬液消毒可かどうかも確かめましょう。3.形
口径3センチ前後の細長いタイプが主流ですが、口径4.5センチ前後の広口タイプのものも、調乳・洗浄しやすく便利です。また、持ちやすいようビンにくびれがあったり、母乳を飲むときと同じ姿勢をキープできるよう独特の形にカーブしたデザインなど、メーカーによって特徴がありますので、好みによって選ぶとよいでしょう。