お出かけのときはもちろん、家の中でも活躍する便利な抱っこひも。赤ちゃんの成長やシーンに合わせて、さまざまなタイプの抱っこひもが各メーカーから販売されています。よく使うものだけに、慎重に購入したいもの。どのような視点で選べばいいのでしょうか。
抱っこひものタイプはさまざま
1.新生児から使えるもの
★スリング型 |
アメリカから広まった布製の抱っこひも。片方の肩から幅広い布をかけ、ハンモックのように赤ちゃんを寝かせたまま包み込むようにして抱きます。 |
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★ヨコ抱き用 |
生まれてすぐのまだ首のすわらない赤ちゃんを寝かせた状態で抱っこ。赤ちゃんの顔が見えるので安心です。ただ、ヨコ抱きをする期間は生後4〜5ヵ月くらいなので、使用期間は短めです。 |
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★3ウェイ・4ウェイキャリー |
赤ちゃんの成長に合わせて、抱き方をかえられるタイプ。ヨコ抱き、タテ対面抱き、おんぶができる3ウェイ、さらにタテ前抱きまでできる4ウェイなどがあります。1つでさまざまな抱き方ができ、長期間使えて経済的ですが、装着が複雑でかさばるタイプが多いのが難点。 |
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2.首がすわってから使えるもの
★タテ抱き用 |
装着者と赤ちゃんが胸をぴったり寄せ合い対面するタイプと、共に前を向くタイプがあります。対面タイプは装着者の足元が見えないので、階段では要注意。前向きタイプは赤ちゃんにも前の景色が見えて好奇心を刺激できますが、装着者から赤ちゃんの顔が見えないというデメリットも。 |
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★おんぶ用 |
ひもを前でクロスさせる昔ながらのタイプのほか、最近はリュックのように背負えるタイプが人気。両手と前があくので、炊事や洗濯などの家事をしながら使用できます。 |
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3.腰がすわってから使えるもの
★ウエストポーチ型 |
腰のあたりにポーチをつけ、赤ちゃんを対面や前向きに座らせて抱っこするタイプ。脱着が簡単で、コンパクトに収納できます。ただし、腰に負担がかかるので、腰痛になりやすい人には不向き。 |
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★ベビーホルダー |
ネット状になっており、肩から斜めにかけたネットの下の部分に赤ちゃんのお尻を乗せて座らせます。片手は必ず赤ちゃんに添えなければなりませんが、片手でちょっと抱っこしたいときに重宝します。 |
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