大人だって出かけるのがおっくうになるような寒い日。それでも出かけなければならない事はあります。そんな日に子連れで外出する際には注意が必要です。
寒さ対策は十分にして出かけると思いますが、都市部では外を歩く時間は限られています。
建物や地下に入ると、そこはいきなり22~25℃くらいもあります。混んだ地下鉄や電車内では、汗が出るほど蒸し暑いこともあります。出かけても、寒い所にいる時間は案外短いものです。ですから、お子さんの服は脱ぎ着せがしやすいものを着せるのが基本です。
建物内では注意していないとベビーカーで買い物している間に、赤ちゃんが汗びっしょりなんていう事になってしまいます。汗をかいたまま寒い外に出てしまうと、今度はその汗が冷えて、風邪をひいたりしかねません。時々汗をかいていないかをチェックするのを忘れずに。
寒いところに出る前には、汗をかいていたら一度汗をふき取るか、着替えをさせられればベストです。
また、冬は空気が乾燥しています。もともと水分が少ない空気を暖めている建物の中は、更に乾燥しています(その極端な例が飛行機の中です)。赤ちゃんの肌も乾燥しやすいので、注意。ベビーローションやリップクリームを必要に応じて塗ってあげましょう。
また、脱がせた服(防寒用の服はかさばります)を持たなければなりませんので、大きめの手提げ袋や予備の袋などを持参すると良いでしょう。
雨や雪が降る中のお出かけは、道路や床が滑りやすくなっていますから靴は滑りにくい物を。傘を差したりすると、風にあおられたりとなおさら不安定です。こんな日はできるだけ外出は必要最小限にしたいですね。