紅葉狩り・ピクニック

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いよいよ紅葉前線が南下してきて、各地で紅葉の見頃の予報がされるようになってきました。また、空は青く澄み、野山や公園へピクニックも気持ちいい季節です。自然の中で過ごす時間が多くなるからこそ、注意しなければならないこともあります。

紅葉狩り

紅葉は、春の桜と同様、その見頃が限られているために、名所といわれる所は大勢の人出で賑わいます。紅葉の名所の多くは車で行く山間部となり、日光の中禅寺湖へ向かういろは坂などは、毎年大渋滞となります。渋滞に巻き込まれると、チャイルドシートに長く座り続ける子ども達は飽きてきますし、汗をかくことにもなります。だからといってチャイルドシートから降ろして良いわけではありません。数時間にも及ぶ渋滞だと、トイレの問題や食事の問題、運転者のストレスも相当なものです。長時間、車中に缶詰になる可能性があるという事を前提に、余裕を持ったスケジュールと準備は言うまでもありません。

また、山は平地よりも気温が低くなります。秋は、日中の気持ちよい日差しでぽかぽかしていても、日が陰ると急に冷え込みます。朝晩の冷え込みも大きく一日の気温の変動が大きいので、お子さんの発汗と服装はこまめにチェックしましょう。

ピクニック

近場の公園や川原へ、お弁当とシートを持ってピクニック。澄み渡った青空の下、手軽に外の空気を吸えて気持ちいいですよね。日中はポカポカで、気温は20度を超えてちょっと動けば汗が出るほどの日も珍しくありません。このような日に注意するのは服装です。

暖かいからといって、半袖は禁物です。空気が澄んで紫外線が強いのにくわえて、草地や雑草が茂る場所に近づきがちです。虫さされにも注意しなければ成りません。

しかも、近年、マダニ・ヤマトダニを介して、感染症の一つである日本紅斑熱の感染報告が増えていると言います。ダニは、野山や道路脇の雑草にも普通に生息していますから、咬まれる可能性を減らすには、まず長袖・長ズボンが安心です。

また、その時に咬まれないまでも、衣服などに付いている可能性もあります。外から帰ったら、玄関に入る前に一度、服やベビーカーなどを払うように習慣づけましょう。

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