●子どもと大人、どちらの記憶に残る旅をするの?
お子さんの年齢にもよりますが、旅の目的は大きく分けて二つ。お子さんが楽しい、家族の思い出に残る旅を目指すか、大人が楽しむ旅にお子さんを同伴で行くのか。前者は、ある程度お子さんが大きくなっている(幼稚園以上)場合でしょうし、後者はお子さんがまだ赤ちゃんの場合も考えられます。育児に追われるお母さんが、「たまには気分転換に旅行に連れてってー」というような場合もあるでしょう。
●子どもの行事との兼ね合いや、季節も考慮
お子さんが赤ちゃんのうちは、お父さん・お母さんの予定でスケジュールは決められます。しかし、お子さんが学校に行くようになると、学校行事などのスケジュールも考慮しなければなりません。
お子さんが小さいうちは抵抗力も弱いために、寒い時期の旅行は思わぬ病気や怪我にも繋がることがあります。目的地の気候と、イベントや人の動きなどの情報収集も大切です。
●気候の確認は慎重に
季節の花や流氷、紅葉など、時期や気候に左右される特別なものを見に行くことを目的とした旅行の場合、時期を逃すと何のために足を運んだのか解らない事にもなりますね。旬がある物はその見極めも大切です。また、春・秋の自然の景色が良い季節は、昼間は暖かでも朝晩の冷え込みが厳しいので、厚手の服を用意して服装の調節をこまめにしましょう。
●イベントに合わせて、旅の計画を立てる
イベントに合わせて旅の計画を立てると思い出に連続性がもてて楽しいものです。例えば毎年同じ時期に開催されるお祭りやイベントなど、家族行事としてそこに行くあるいは参加するというのは、予定も立てられるし、お子さんの成長とイベントを通した思い出作りがしやすいのでお勧めです。オリンピックやサッカーのワールドカップ、ヨットのアメリカズカップなど、4年に一度行われる国際的なイベントも、その時期にしか経験できないことやその場の雰囲気を楽しむこともでき、何ものにも換えがたいものになるはずです。時期も決まっているので、長期計画で準備もできるでしょう。ただし、特別な時期なので、旅行費用は高くなるのが難点です。