予防接種について

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以前、予防接種は、全員が受けなければならないものでしたが、1994年に予防接種法が改定され、「できるだけ受けさせましょ う」 と親に勧める奨励方式になりました。

勧奨接種は定期接種と呼ばれ、対象となっている病気は、自然感染すると合併症にかかり重症になる危険性があったり、後遺症を残す恐れのあるものです。このほかに希望者だけが受けたいときに受ける任意接種があります。

定期接種は国が法律で行っている予防接種のことで、種類や接種年齢が決められています。多くの場合は無料で受けられるものですが、地方自治体によっては、一部自己負担のところもあるようです。集団接種の場合は、日時や場所が決まっているので受け忘れないようにしましょう。

任意接種は、定期接種の対象外の病気のための予防接種。病気の流行の状況や、子どもの健康状態などを考え合わせて、受けるかどうかを親が決めます。