アレルギーって何?

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体の中には、抗原に対して抗体を作る反応があります。細菌やウイルスが体内に進入してきたときに、抗体を作って体を守ってくれる働きを免疫反応といいますが、予防接種はこの働きを生かしたものです。

逆にこの反応が体に不利に働いてしまう場合がアレルギー。体内に入った抗原物質が人によって過敏に反応して抗体を作り、反応が表れます。例えば、卵を食べると赤いブツブツが出たり、嘔吐したりというのもアレルギーによる症状です。

原因になる物質(アレルゲン)は人によってさまざま。2、3歳までは食べ物が原因になることが多く、卵、牛乳、大豆は3大アレルゲンと言われています。3歳以上になると、ダニやカビ、ほこりなどがアレルゲンの中心。主な症状はアトピー性皮膚炎やじんましん、鼻炎、ぜん息などです。ただし、素人判断で食品などの制限をするのは禁物。専門医に相談して指示に従いましょう。