このごろは赤ちゃんを母乳で育てたいというお母さんも多くなってきました。でも、母乳がうまく出なくて、困っているお母さんもいるでしょう。
母乳はお母さんの体の中で作られるものですから、お母さんの体調が悪ければ、作られる母乳の量が少なくなってしまいます。産後は自分自身の体を回復させながら、赤ちゃんのお世話をするわけですから忙しく疲れやすい時期です。でも、赤ちゃんと一緒に昼寝したり、家族の助けを借りたりしてできるだけ体を休め、体力を回復させましょう。産後1カ月くらいまではお母さんも大変ですが、そのころになると赤ちゃんも上手におっぱいを吸えるようになりますから、あきらめずに続けましょう。
赤ちゃんに吸われることが刺激になって、また母乳が出ます。吸ったり吸われなかったりでは、母乳も出なくなってしまいます。赤ちゃんに吸ってもらうことが大切です。