歯が黄色く見えるのは、歯が作られるときにすでに何らかの原因があって黄色みがかかって見える場合と、歯が生えた後に何らかの原因があって着色してしまう場合に分けられます。また、数本の歯だけが黄色く見える場合と、ほとんど全ての歯が黄色く見える場合があります。着色は乳歯に少なく、永久歯の方が多く見られるようです。
歯が着色している原因は、抗生物質のテトラサイクリンの服用によることが多いようです。また、ウイルス感染などの全身的な疾患、また出産時に分娩障害などがあると、赤ちゃんの歯が発育不全になり、着色した歯が生えてくることもあります。
赤ちゃんや子どもの場合、転んで歯をぶつけると、歯の神経が損傷を受け、歯が灰色に変色する場合があります。念のため歯科で診てもらいますが、数日で治ることが多いようです。