小児期の肥満の心配

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小児期の肥満は肥満体質を作りやすいとも言われていますし、学童期の重度の肥満は、生活習慣病の発症に関与しやすいと言われています。

身長と体重は体の状態を知るための手がかりとなるものですから、日ごろから把握しておくように心がけましょう。

肥満かどうかを判定する指標として、ボディ・マス・インデクス(BMI)と呼ばれるものがあります。これは体重(kg)÷身長(m)×身長(m)で計算される体格指数です。この値が18.5未満の場合はやせ気味、18.5~25は正常域、25以上だと肥満と判断されます。

肥満が心配される場合でも、伸び盛りの子どもですから食事量を制限するのは禁物。スナック菓子など糖質や脂質の取りすぎに注意し、たんぱく質を十分含んだ食事を心がけましょう。継続的に、適度な運動をさせることも必要です。