友だちとすぐにケンカになり、手を出してしまうわが子。「うちの子はどうして暴力的なの?」「育て方が悪かったのでは?」と思ってしまうお母さんもいると思います。
もちろん手を出した行為はきちんとあやまらせることは大切。でも、トラブルには必ず原因があるはずです。「暴力する子はキライ」「あなたはダメな子」などと、子ども自身を否定するのではなく、落ち着いたところで、子どもの話を聞きましょう。相手に悪口を言われ傷ついていたり、言っても悪口をやめてくれず、つい手が出てしまったのかも知れません。「お母さんもそんなこと言われたら、怒っちゃうよ」と、まずは、子どもの気持ちを受け止めて、その上で、どのように解決すればよかったのかを子どもと相談してみましょう。いろいろなトラブルを何度も経験して、解決方法を学んでいきます。