最近では、昔ながらの絵本もアニメのイラストタッチに書き換えられているものもあります。大人になって、好みのキャラクターのタッチを選ぶのはいいのですが、子どもにはいろいろなタッチの絵本を与えましょう。
作者によって、色味や描き方もさまざまです。ほのぼのとした柔らかな絵もありますし、荒々しい絵もあります。色味も、きれいなパステルもあれば、ちょっと暗い色を使ったものもあるでしょう。
シンプルな線で表現しているもの、細かいところまで描写しているものなど。物語には関係ない背景にも、雰囲気を醸し出すちょっとした絵が加えられているもの。子どもは物語を、文字だけではなく、絵からも感じ取っています。ハッピーエンドもあれば、不条理な終わり方の絵本もあります。オリジナルの絵本の力強さを親子で楽しんでみましょう。