医者にかかり、出された薬を飲ませるのは親としての役目。子どもが飲んでくれないとあきらめては、病気が長引く可能性もあります。出された通りに、きちんと飲ませるようにしましょう。
乳児の場合、ミルクに混ぜるとミルク自体を嫌がってしまうと困るためNG。粉薬は少量の水で練って、ほおの裏側に塗り、授乳したり水分をとらせると、自然に飲んでしまいます。シロップはスポイトやスプーンで与えましょう。泣いているときは避け、泣きやんでから飲ませましょう。
無理に飲ませると吐いてしまうこともあるので、ジャムやアイスなど甘いものに混ぜて飲ませる方法もあります。薬剤師に相談してみましょう。薬専用のゼリーも市販されています。言葉がわかるようになったら、「病気を治すために薬を飲もう」と子どもに伝えることも大切です。