つい「さっさとやりなさい」なんて言葉を子どもにかけていませんか。子どもの方は「何をさっさとやるんだろう」と困っているかもしれません。
親の方はそこまで言わなくてもわかるだろうと思いがちですが、子どもがなかなか動いてくれないことがあります。そんな時は、やるべきことを分けて伝えてみましょう。就学前の子の場合は、特におすすめです。
たとえば「さっさと着替えなさい」というよりも、「まずはTシャツを着よう」、「できたね、じゃあ次はズボンをはこう」という感じです。「さっさと準備して」というのも、「上着を着よう」「できたね、じゃあカバンを持ってきて」という具合です。これを繰り返しているうちに、上着を着てカバンを持ってきたら、出発OKなんだなと、子どもがだんだん理解していきます。