最近は、「母乳をできるだけ長くあげたい」「長い期間あげた方がいい」という考え方もあり、１歳以上、３～４歳ごろになっても母乳をあげているケースもあります。離乳食を完了したあとは、母乳から栄養を摂っているわけではなく、あくまでもスキンシップという意味合いが大きくなります。
「断乳」はお母さんの方が母乳をやめる、「卒乳」は赤ちゃんがおっぱいから離れるというニュアンスですが、１歳頃に母乳をやめるのと違って、年齢があがるにつれて、子どもの方もわかってきますから、おっぱいに執着して、卒乳が難しくなることもあります。
お母さんが、あげるのが大変、もうあげたくないと思っている場合もあり、そのような時には、母乳をやめる決断も必要です。母乳をやめても、抱っこしたり、スキンシップの方法はたくさんあります。
