お母さんの姿が見えないと泣く赤ちゃん。お母さんの方は、すぐに呼ばれてトイレにもゆっくり入れずに困りますね。でも、自分で動けない赤ちゃんからしてみると、おっぱいをくれて、おむつを替え、命を守ってくれるお母さんがいなくなることは、命取りにもつながります。泣いて呼ぶことは、生きるための本能。すばらしいことです。
成長に伴って、少し姿が見えなくても、泣かなくなります。これは、経験を重ねることで「お母さんが目の前からいなくなったけど、すぐに戻ってくる」とお母さんのことを信頼して待てるようになるからです。
赤ちゃんはまだわからないからと、黙って目の前からいなくなるよりも、「トイレに行って来るけど、すぐに戻ってくるよ」などと、行動を伝えてあげましょう。赤ちゃんとの信頼関係を育む行動になります。