【こそだて】の掲示板でも度々話題に上るチャイルドシートの選び方。
平成12年4月1日より、6歳未満の幼児を乗せて自動車を運転する時には、チャイルドシートの装着が法律により義務付けられました。しかし、法律で義務づけられたからチャイルドシートにお子様を乗せるのではなく、お子様の安全のために必ず着用するようにしてください。交通事故総合分析センターによると、チャイルドシートにきちんと座らせることで、死者は約75%減少し、重傷者は57%減少するという試算結果もあります。
小さなお子様は、自分で身を守る事はできません。
お子様の身の安全を守れるのは大人なのです。
お子様の成長とチャイルドシートの種類
チャイルドシートはお子様の成長段階に合わせて、大きく3つの種類に分かれます。
★乳児用 |
乳児期は首がすわっていないため、寝かせる姿勢で乗せます。進行方向に対して後ろ向きに使用する「シートタイプ」と、横向きに使用する「ベッドタイプ」があります。 |
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★幼児用 体重9〜18kg以下、 1〜4歳くらい |
首がすわり、自分自身で座れるころが、使い始めの目安です。進行方向に対して前向きに取り付けます。 |
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★学童用 体重15〜36kg以下、 4〜10歳くらい |
ジュニアシートとも呼ばれ、おしりに敷くだけのものと、背もたれの付いたものがあります。おしりの位置を高くすることで、大人用のシートベルト(自動車についているシートベルト)が正しい位置にかけられるようにするものです。 |
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新生児から使える「乳児用・幼児用兼用タイプ」、学童用としても使える「幼児用・学童用兼用タイプ」もあります。