月齢ごとのおもちゃの与え方
おもちゃ売り場には、赤ちゃん用のおもちゃがいろいろあります。でも、我が子にあったおもちゃを見つけるのは、なかなか難しいものですね。
おもちゃは赤ちゃんの成長にあったものを与えましょう。もちろん、成長の度合いには個性がありますから、親自身がそれをよく見極めることも大切。デパートなどでは、おもちゃを実際に手にとって遊べるコーナーを設けているおもちゃ売り場もあるようですから、遊ばせてみてお子様の反応などを見て参考にするのもいいですね。
知育系のおもちゃも人気がありますが、実際の成長度合いよりも難しいものを与えたり、興味を示さないのに無理にやらせようとするのは禁物です。知育おもちゃでなくても、積み木やボール遊び、ごっこあそびなど、シンプルな遊びから子どもたちが得ていることがたくさんあります。
一人遊びをしていても、親の視線があるという実感があると、子どもも安心して遊べるよう。様子をみながら、時に言葉をかけ、時に一緒に遊び、時にできたものをたくさんほめるなど、大人が適切に関わってあげることが、子どもの遊びを広げていくことにつながります。
※月齢は目安です。
1.ねんね期のおもちゃ(0〜4カ月頃)
産まれてすぐのころには、寝たり泣いたりしてばかりだった赤ちゃんも、だんだん目が見えるようになってくると、好奇心の芽が吹き出してきます。この時期に与えるおもちゃは、赤ちゃんが始めて出会うおもちゃ。おもちゃ選びには心を配り、いいおもちゃを選んであげましょう。ポイントは、色がはっきりしていて識別しやすいもの、大きめのわかりやすい形でデザインがシンプルなものがおすすめです。動くものなら、動きが激しくなく、静かに動くものを与えてあげましょう。
赤ちゃんが直接手に持って遊ぶおもちゃなら、材質や塗料などが安心なもの、角がとがっていなくて安全なものを選びます。
赤ちゃんがまだ理解できない時期でも、おもちゃを与えるときにはお母さんがゆったりと話しかけながら与えることが大切です。おもちゃは親と赤ちゃんとの心を結びつける媒介物でもあります。
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