2.おすわり期のおもちゃ(5〜7カ月頃)
お座りができるようになると、両手が自由になるので、遊び方も広がってきます。お座りし始めのころには、バランスを崩して急に後ろに倒れてしまうこともありますから、倒れても痛くないように後ろに座布団やクッションなどを敷いておいてあげるといいですね。お母さんと向かい合っておもちゃをあげたりもらったりというのも大好き。いないないばあや、歌や絵本なども大好きですから、時間があれば一緒に歌ったり読み聞かせをするなど相手をしてあげましょう。
積み木やおもちゃを箱やカゴの中から出したり入れたり、また、スイッチを押して音が出たりするおもちゃなどにも興味を示します。何でも口に入れてしまう時期ですから、おもちゃの大きさには十分に注意を。電池が必要なおもちゃは、電池が誤って外れないように気を付けましょう。
3.はいはい期のおもちゃ(8〜11カ月頃)
興味のあるところに、はいはいで移動できるようになります。キッチン用品や生活用品なども大好き。なんでも遊び道具にしてしまう時期ですから、危ないものは棚の上に乗せるなど、手の届かないところに。転がるボールを追いかけたり、タイヤ付きの車を手のひらで握って動かすなど、動くおもちゃにも興味津々です。指先も起用になってきて、小さなものをつまんだりできるようになります。布の下におもちゃを隠すと、めくって探そうとすることもあります。
扉を開けたりしめたり、中のものを出したり入れたりということも大好きですから、開けたりたたいたり、引っ張ったりできる仕掛けのあるおもちゃを与えてみましょう。
一人遊びを楽しむようになる子どももいますが、手がかからないとほったらかすのではなく、様子を見ながら大人も一緒に遊んであげるといいですね。
4.あんよ期のおもちゃ(1〜2歳頃)
自由に動けるようになると、行動範囲や遊びの内容もグンと広がります。押して歩いたり、引っ張って歩くと、カタカタと音がなるおもちゃや、またがって乗る乗用玩具も大好き。お天気の日にはゆっくりお散歩して、葉っぱを拾ったり、アリを見つけるのも楽しそう。公園のすべり台などの遊具にも大人が手をかしてあげながら、少しずつ挑戦させてみましょう。
歌や音楽にも興味を示しますから、鈴や太鼓、ピアノなど、音が出るおもちゃを与えてみたり、一緒に手遊びを楽しむのもいいですね。
真似っこしたり、見立て遊びもできるようになります。人形やぬいぐるみを赤ちゃんに見立てて世話をしたり、ままごと遊びなども楽しむようになります。まだ友だちと関わりながら遊ぶのは難しいので、おうちの方が一緒に遊んであげるといいですね。
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