アデノイド肥大症

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鼻づまりのために、いつも口で呼吸する状態になるのが、アデノイド肥大症。アデノイドとはのどちんこよりも奥の鼻腔の奥にある咽頭のことです。これが肥大すると、鼻による呼吸を妨げることになり、口で呼吸するようになります。

原因は体質的なものではないかと考えられていますが、風邪による腫れや鼻腔や副鼻腔の炎症も原因です。

寝ているときに、毎晩いびきをかくようなら、アデノイド肥大症が心配されますから、早めに耳鼻科や小児科を受診しましょう。寝ている間も口呼吸しているため、休息不足になったり、起きたときに口の中が乾いていたり、頭痛に悩まされることもあります。

普通、アデノイドは、6~7歳で一番大きくなり、その後少しずつ小さくなって、18歳ごろにはなくなるものです。アデノイドの肥大によって、眠っているときに無呼吸になるなど重症の場合には、手術することもあります。