「子どものため」「しつけ」で叩くよりも

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子育てしていて、言うことを聞かないから叩いている方もいると思います。叩いて怖さを与えることで、やって欲しくない行動を、瞬間的に止めることができます。でも、叩かれたことで、いい行為を学べたり、友だちにやさしくできたり、自分で考えられるようになるわけではないでしょう。

子育てしていると、どうしても、「今、こうして欲しくない」と、その場の細かい方向修正をしてしまいがち。でも、しつけとは、「こんな人に育って欲しい」という思いに向かってのアドバイスのはずです。多くの親が抱いているのは、「思いやりがある人に」「自分で判断できる人に」なって欲しいというゴール。そのためには、叩くことは必要ありません。どうしてそうしたのかと気持ちを受け止め、年齢に応じたアドバイスをしたり、子どもと一緒に考えることが大切です。