物事をサッサとできない、すぐ怒ったり泣きわめいたりする、落ち着きがない……。お母さんは、その都度、叱ったり、促したりと大変ですね。お母さん自身の思いに沿わない行動、好きでない行動を子どもがすると、ついついそこだけに目がいってしまいがちです。
たとえば、さっさとできない場合、時間がない時には急がせなくてはなりませんが、お母さん自身余裕があれば、逆の見方をしてみませんか。「ゆっくりちゃんとやりたい子なんだな」とか「自分のペースを持っている子だな」とか。すぐ怒ったり、泣きわめいたりという子は、感情表現が豊かな子。落ち着きがない子は、いろいろなことに興味や好奇心が旺盛……とか。マイナス面に感じることをプラス面に置き換えることで、お母さん自身も、子どもの行動を余裕を持って見られるようになります。